北緯38°52′〜40°30′間での日本海に面し三方が高山帯に囲まれた秋田県の地勢は多雨、多雪(年間160日以上)で湿度が高く植物の生育に適していて植物相も豊富です。その上、緯度が高いことで、夏には1500メートルを超える山々には各種の高山植物のお花畑が出現します。
  そんなことで、視野の狭い私の手前味噌かも知れませんが、私の住む秋田県は自然の花を観察するには最も適した地の一つではないかと考えています。
  このホームページでは1999年から2011年の13年間に私の生活圏で、その他は休日に登った県内の山々で撮影した1000種の山野草(一部の木本を含む)の写真を植物分類の規約などにはとらわれず、画像拡大率なども不統一のまま載せたものであります。また、どの参考書にも書いてあるようなそれぞれの植物の形態とかサイズなどについての詳しい記載は割愛しました。しかも、前言にも書きましたように、かなり狭い地域での観察であり秋田県内で見られる山野草の全て(研究者によると約2500種とされています)をカバーしたものではありませんから、皆さんのお役に立つとは到底思われませんし、また、そうした気負いもありません。つまり、このホームページを作った本当の意図は私自身の老化を遅らせる為のはかない抵抗とご理解戴ければ良いのです。

(詳細については下記の参考書で検索して下さい)
     

参考書

1. 牧野富太郎:新訂牧野日本植物図鑑 北隆館(2001)
2. 日本の野草 山と渓谷社(1986)
3. 日本の樹木 山と渓谷社(1998)
4. 日本の高山植物 山と渓谷社(1998)
5. 山渓ハンディ図鑑1 野に咲く花 山と渓谷社(1998)
6. 山渓ハンディ図鑑2 山に咲く花 山と渓谷社(1996)
7. 藤原睦夫:秋田県植物分布図 第2版 秋田県環境と文化のむら協会(2000)
8. 秋田県の絶滅のおそれのある野生生物ー秋田県版レッドデータブックー植物編
       秋田県環境と文化のむら協会(2000)
9. 秋田の山野草 秋田花の会(2003)
10.秋田の山野草 II 秋田花の会 (2010)
11.清水矩宏、森田弘彦、広田伸七:日本帰化植物写真図鑑 全国農村教育協会(2001)
12.植村修二、勝山輝男他:日本帰化植物写真図鑑 全国農村教育協会 ( 2010)


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 高齢者は日当たりの良い庭で盆栽でもいじって日を過ごすものだという老人のステレオタイプから抜け出して、登山に、山野草の撮影にと挑戦してみませんか。経験したことのない新たな感動と、その魅力に取り憑かれてしまうでしょう。
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t-suzuki@aimode.com
 
鈴 木 俊 夫