北アメリカ原産の帰化植物。昭和の初期に水槽の水草として導入したものが逸出して野生化したものと考えたられる。茎は細長く、節から多くの不定根を出して湖沼の底に着床する沈水植物。葉は2型あり、水中葉は対生、葉身は5~7裂し、各裂片はさらに細裂して糸状になる。浮葉は楯状,葉身は長楕円形で水中葉に比べ小さい。葉腋から花柄を出して開く白色の萼片(外花被片)3枚、花弁(内花被片)3枚の花は6花弁の花に見えるが、花弁の両基部には橙色の斑紋があるので萼片とは区別できる。雌蕊3個、雄蕊6個。
水中の葉が羽衣に似ることからの名称。