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カタバミカタバミ
各地 
カタバミ
<傍食>
カタバミ科 カタバミ属
生育地:道端、庭
花期:5月
何処にでも普通に見られる多年草。
草丈:10~30cm
全体に薄く毛が生える。太い根から地上に多くの走出枝を出し、上部は斜上する。葉は根生し、また茎上では互生して、長柄の先クローバーに似た3枚の小葉をつける。長い柄の先の小葉はハート型で先端がへこみ、裏と縁に毛がある。昼は開き夜になると裏を外側にして二つに閉じることから片側が食べられたように見えることに由来した名。葉腋に花茎を出し、散形に1~8個の黄色の5弁花を開く。暗赤紫色の葉のものをアカカタバミと呼ぶ。果実は円柱状で先がとがる。
近縁種ミヤマカタバミ は山地の林内、コミヤマカタバミ は亜高山〜高山帯に生育する。