海岸の砂地に生える多年草。
草丈:10~30cm
茎は枝分かれをして斜上ないし匍匐する。葉は楕円形で、肉質で分厚く緑白色である。葉は対生または束生し、茎の上部では互生する。茎先に短い総状花序をつくり,数個の花をつける。花は黄白色で,黄橙色の花喉が盛り上がった仮面状花冠である。花冠の筒の基部に後方に伸びる距がある。果実は球形のさく果。花の形は園芸品種のキンギョソウによく似ている。
最上段の画像のオレンジの網状の植物はネナシカズラ。この属には
ホソバウンラン
、
マツバウンラン
、
ツタバウンラン
があるが、ウンラン以外は全て帰化植物。