山野に普通に生えるが、生け垣や庭木としても植えられている。
樹高:2~4m
よく分枝する。樹皮は灰褐色で、新しい枝は赤褐色を帯び、星状毛が生える。葉の形は変化が多い。葉柄があり対生する。枝先に円錐花序をつけ、多くの白い花を咲かせる。普通、花弁は5枚で細長いが、八重咲きなどもある。幹が中空になっていることから空木(ウツギ)と名付けられたとする説と、卯月に咲く咲く花からとされる説がある。この他にも
○○ウツギの名の木
は数多くあるが、生木の間に幹が中空なのはウツギだけで、いずれも幹には膸が有って空木(うつぎ)ではない。