湿地に生える多年性食虫植物。
草丈:5~12cm
地中に白い糸状の地下茎をのばし、補虫のうで地中の小動物を補虫する。花茎を伸ばし、先端に黄色い唇形花を数個付ける。上唇は小さく、先が浅く2裂し、下唇は大きく、中央に膨らみがある。距は下向きにつき、先が尖る。萼片や花柄は橙色を帯びる。花後に萼が大きくなり、果実は萼に包まれて扁平になる。 その姿が耳かきに似るのが名前の由来。
秋田ではこの他に、
ホザキノミミカキグサ
(同一場所に生育)、タヌキモモ、モウセンゴケ、ムシトリスミレなどがある(
秋田で見られる食虫植物
)
【準絶滅危惧種(NT)】